イタリアの特急列車、ES（ユーロスター）予約方法

街から街へ移動する場合、ツアー旅行なら旅行会社が移動手段を用意してくれます。
しかし、個人手配の旅行の場合は自分で用意しなければなりません。
今回はイタリアでの長距離移動に最適な特急列車、ES（ユーロスター）の予約方法について解説します。
英語、イタリア語がまったくできない私でも気合で予約できました。なんとかなるもんですね。

イタリア国鉄でのユーザー登録

まずはイタリア国鉄のHPを開きます。

TRENITALIA
http://www.trenitalia.com/

開いたら右上にある小さいイギリス国旗マークをクリックしてイタリア語から英語に切り替えます。

まずはユーザー登録が必要なので、右上にある「Customer area access」をクリックします。

ログイン情報を入力するフォームの横にある「Register」をクリックします。

新規登録ページに移動しますので、必要な情報を入力します。

[YOUR PERSONAL DATA]
・Name = 名前
・Surnam = 名字
・Country of Birth = 本籍地なのでGiapponeを選択
・Date of Birth = 誕生日
・Sex = 性別（男性はM、女性はF）

[YOUR ACCOUNT]
・User ID = 好きなID、迷ったらSuggestボタンでおすすめのIDが表示されます。
・Password = パスワード
・Repeat password = パスワード（再確認）

[YOUR HOME]
住所なのですが、ここが難関です。入力必須の項目なのですが入力できるのはイタリアの住所だけ・・・
というわけで、滞在するホテルの住所でも入力しておけば良いでしょう。
わからなければ適当でいいと思います。

[FOR CONTACTING]
・Email = メールアドレス
・Repeat email = 確認のためもう一度メールアドレス
・Telephone Mobile = 携帯電話番号です。090-1234-5678の場合は8190-1234-5678

[PRIVACY AND DECLARATION OF CONSENT]
・二か所あるI agreeをチェック
・一番下の利用規約に同意しますよ的なのもチェック

全部完了したら右下の Confirm ボタンを押しましょう。
問題なければ最終確認画面が表示されます。
（私の場合はなぜかココでイタリア語に切り替わった）

もう一度 Confirm ボタンを押すと登録したメールアドレス宛にメールが来るので、
メールに記載されているリンクをクリックします。

すると、よくわからない番号が書かれたページが表示されます。
右下の Area Riservata をクリック。

これでやっとユーザー登録は完了となります。
登録したユーザー名とパスワードでログインできるかどうか試してみてください。

電車を予約

ユーザー登録が完了したので電車を予約します。
ここでは仮にローマのテルミニ駅からフィレンツェまでのESを予約することにします。

まずはログインします。

ログイン後の画面で次のように入力します。
From = Roma Termini
To = Firenze S. M. Novella
往復の場合はRound Trip、片道の場合はGoingをチェック
Date = 予約する日
Hour = 予約する時間、大体しか選択できません。朝10時頃に乗りたいなら10を選択
Adoult, Children = 大人何名、子供何名を入力。

入力完了したら Search ボタンで検索開始！

検索結果の右側に Select というボタンがあるのでそれをクリックすると詳細が開きます。
ESには大きく分けて
EXECUTIVE, BUSINESS, PREMIUM, STANDARD
の4種類クラスがあります！
EXECUTIVE = 超高級
BUSINESS = ちょっと豪華、グリーン車みたい。ジュースやお菓子のサービスあり。
PREMIUM, STANDARD = このふたつはあんまり変わらない。安い。
という感じ。

同じクラスでもBASE, ECONOMY, SUPER ECONOMYなどによって値段が大きく変わるのは切符の種類です。
BASE = 何回でも日付変更可能
ECONOMY = 1回だけ変更可能
SUPER ECONOMY = 変更不可

もちろんSUPER ECONOMYが一番お得です。SUPER ECONOMYが一番早く売り切れます。

あとは Continue ボタンを押して次のページで支払方法をクレジットに指定。
Continue ボタンを押して支払手続きを行いましょう。
予約が完了したらメールでPDFファイルが送られてくるので印刷して現地にもっていきましょう！
電車の中で駅員さんが回ってきた時に印刷しておいた紙を見せればOKです。